奥村眞知
ICLP代表理事
香川県生まれ。音声学の草分けであるダニエル・ジョーンズ氏の流れをくむ東京女子大学名誉教授西野和子氏に師事。
1982年から3年半の間、米国ニュージャージー州に住む。帰国後、2年間某大手英会話スクールで教えるが、1988年に独立し、つくば市にて英会話スクールを創業。その後、ますます「発音」の指導が、レベルや年齢を問わず必須であることを痛感。
2004年に株式会社プロンテストを設立、招聘研究員として(独)産業技術総合研究所の音声情報処理部門との共同研究を経て、「発音を具体的に分析・矯正できる認識エンジン」を開発。
2005年12月、産総研の技術移転ベンチャーとしての称号を付与される。その後、製品としての「発音力®」ソフトを発売。著書には「英語は発音力」(中経出版社)がある。
みなさん、こんにちは。
私は長年、つくば市で英会話スクールを営んでおりました。
かつては、生徒の方から「英語が話せれば、発音なんてどうでもいいです」とよく言われていたもので
すが、最近では逆に「通じる英語には正しい発音が不可欠ですよね」と言われる時代となりました。
TV 会議システムなどI T の発達によって、ビジネスのさまざまな場面で、自分自身の言葉で海外の方
とコミュニケーションする機会が増えたことで、「通じる英語」の重要さに気づかれたのでしょう。
また、みなさんにも身近な教育業界においても、確実に変化が訪れています。
ご存知のように、2 0 18 年から英語の授業が小学校の低学年から実施されます。
教育現場の方から、さまざまな期待と不安の声をいただきます。
そんな中で、私たち国際発音検定協会® は、皆さまがたの発音を点数だけではなく、口の中の状態を
「目で見えるように」して、わかりやすくしてさしあげ、
通じる英語の発音を身につけるお手伝いをしたいと思っております。
また、通じる発音の指導ノウハウ自体を広めることで、日本人全体が、より気軽に外国語に接するこ
とができ、日本人が日本人のもつ素晴らしい技術、文化、思いやりの心を
世界に伝えられるようにしていきます。
皆さま、ともに日本人の英語の歴史を変えていきしょう!