紀伊 信之氏(株式会社日本総合研究所 リサーチ・コンサルティング部門 部長(シニアマネジャー)

ビジネスとして保険外サービスに取り組む難しさと可能性

株式会社日本総合研究所 リサーチ・コンサルティング所属

大阪府出身。1999年 京都大学経済学部卒業後、株式会社日本総合研究所入社。2018年4月より現職(高齢社会イノベーショングループ 部長)。B2C分野でのマーケティング、新商品・新サービス開発などの各種コンサルティングに従事。近年、介護・シニア・ヘルスケア・リハビリテーション関連の事業・サービスの調査・コンサルティングに注力。厚労省老健事業にて公的介護保険外サービスの調査・研究を担当。在職中、神戸大学にてMBAを取得。

- 保険外サービスを行うにあたってニーズを見極めるためのコツ -
デイ事業者であれば、今のお客様の声に耳を傾けることがスタートラインだと思います。ただ、アンケートやヒアリングでの意見と、実際のサービス購入の間には、しばしばギャップが生じます。実際にサービスとして提供してみて、お客様の反応を見ながら、ニーズを見極めていくことが重要だと思います。

- 注目している保険外サービス -
今後成長が期待され、デイとの親和性が高いものとして、介護予防サービス、付加価値の高い自費リハビリサービス等のほか、食事・買い物に代表される暮らしを支えるサービス等があげられます。

- 講演のポイント -
実際の多くの取り組み事例を通じて、ビジネスとして保険外サービスに取り組む難しさと可能性についてお話できればと考えています。

- メッセージ -
高齢化が進む中、医療保険・介護保険でカバーしきれないニーズはますます拡大していきます。これから保険外サービスに取り組もうとしている、または既に着手している方の何かのヒントになれば幸いです。