皆川 敬氏(株式会社メディカル・エージェンシー・ジャパン 代表取締役)

外部環境の変化に対して法人としていかに戦略を立てるか

サニーウィンググループ代表。

新潟県出身。新潟県介護サービス事業者協議会理事。平成22年にサニーウィンググループ最初の拠点である、住宅型有料老人ホーム「サニーウィング関屋」を開設。その後、新潟市中央区をドメインとし事業を展開。老人ホーム(サ高住含む)3棟、介護保険事業所(デイサービス、訪問、居宅など)13事業所、クリニック2カ所(別法人)、介護保険外事業(ご用聞きサービス、移動販売など)、飲食、その他、精力的に活動している。「高齢者のお困りごと解決のワンストップサービス」実現の為、「介護事業」という既存の概念にとらわれず、新たな価値の創造、提供を目指している。グループ5法人を統括。早稲田大学教育学部卒、現在グロービス経営大学院(MBA)在学中。介護支援専門員、介護福祉経営士1級、終活カウンセラー。

- 介護保険外サービス開始時のポイント -
いわゆる「介護保険外サービス」を単体でとらえて事業性を図るのではなく、法人として制度内・制度外ともに包括的にとらえて、全社戦略をどう立てていくかが重要だと考えます。事業性を最初から問題にしないということは「まずはやってみる」という意識が必要かもしれません。

- 地域に向けて行うサービス提供の工夫 -
それぞれの部門・部署がお客様に対してよりよいサービスを提供する為に本当の意味で連携することです。弊社では各サービスが法人の理念である「高齢者のお困りごと解決のワンストップサービス」の1コンテンツであるという意識を持って動くことを徹底しています。またその中から保険サービスにはない様々な「ニーズ」を掘り起こすことができます。

- 講演のポイント -
「介護事業運営」という意識よりも法人としてどのように戦略を考えていくのか。これから更に厳しさを増すと思われる外部環境の変化に対してどのように勝ち残っていくのか。ある意味固定化された部分が大きい業界の中でどうやって新しい価値を生み出していくべきなのか。という点を少しでもお伝えできればと思います。

- メッセージ -
今回お話するのは外部環境の変化の中、どのように経営していくのかというほんの一事例に過ぎませんが、新たな市場を開拓して、法人としてどう成長していくべきかといった、少しでも明るい気持ちになれるセミナーに出来たらと思っております 。一緒に未来を切り開いていきたいですね。