塩原 貴子氏(介護老人保健施設フェルマータ船橋 事務長代理)

多職種で関わらなくてはいけない「覚悟」と「軸」の共有

介護老人保健施設フェルマータ船橋 所属

千葉県出身。平成13年に福祉系大学を卒業し、支援相談員として医療法人社団紺整会フェルマータ船橋へ入職。介護支援専門員の資格を取得し、平成19年から居宅ケアマネジャー、施設ケアマネジャーを経験した後、平成23年より、事務長代理・居宅介護支援事業所の管理者となる。

・千葉県介護老人保健施設協会 研修委員
・船橋市リハビリセンター運営委員会 委員
・船橋市地域リハビリテーション協議会 委員
・船橋市ソーシャルワーカー協議会 副会長
・船橋市介護老人保健施設通所リハビリ連絡会 会長
・船橋市介護老人保健施設 在宅復帰部会 会長

- 老健の役割のポイント -
老健の役割は「在宅復帰機能」だけでは決してないが、今まで苦手だった、あまり力を入れてこなかった老健もこれからの老健の在り方、次回報酬改定を見越して危機感を持ち、取り組みを始める会話や相談が増えた印象がとても強い

- 生活期リハビリテーション施設が目指すべきポイント -
在宅介護支援である居宅サービスの位置づけ、重度者の受け入れなど、得意分野や特色に特化していき利用者が選択できる施設になると良いと思う。

- 講演のポイント -
老健を中心とした「生活期リハビリテーション施設」は本当にたくさんの専門職と一緒に仕事ができること。リハビリ、在宅復帰、認知症、ターミナル、医療という役割を入所、ショートステイ、デイケア、訪問リハ、そして外部の他事業所との繋がりなどでサポートする本当に面白い施設だと思います。どの職種であっても「生活期を支えるプライド」が伝われば嬉しいです。

- メッセージ -
各職種、多職種で関わらなくてはいけない「覚悟」と「軸」を共有しましょう。