宮川 直彦氏(医療法人 博仁会コミュニティケアサービス部 部長/障害者スポーツ指導員)

しっかりできるリハビリアプローチ

ケアレク2019講師

東京都出身。
国際医療福祉大学医療福祉学部医療福祉学科卒業後、メディカルソーシャルワーカーとして病院勤務の後、老人保健施設の支援相談員、在宅介護支援センターにて勤務。平成22年に現法人に入職後は、リハビリ機能強化型デイサービスの相談員として「自立(律)支援」「リハビリ機能強化」をコンセプトに立ち上げメンバーとなる。その後、施設管理者、通所リハビリテーションの責任者を経て、現在は、グループ12拠点25事業の通所介護、通所リハビリ、(看)小規模多機能型居宅介護などの統括責任者として、全体の運営、管理者・相談員等の教育等行っている。

【資格】
・社会福祉士
・介護支援専門員
・障害者スポーツ指導員
現場ケアでの自分の強み
■運営・経営管理
■管理者・相談員教育
■新規利用者確保のための営業の仕方教育
■介護保険改定教育、人材育成

<プログラム作成・実践で気を付けるべきポイント>
作成・実践するにあたり当法人で最重要としているのは利用者様の評価です。利用者様の身体状況、生活状況を把握し、目標を設定し、利用者様にとって必要なプログラム、求めているプログラムを作成し実践するようにしています。

<リハビリ、レク・アクティビティを提供する際のポイント>
リハビリプログラムにおいては利用者様自身がなぜこのメニューを行うのかを理解して頂くことが重要です。そのため当法人では利用者様と目標を共有し、身体機能、生活機能を細かく説明し、ご自身の状況を理解したうえでプログラムへ取り組んで頂いています。ご利用者様がご自身の状況を知ることがポイントです。

<分科会参加のポイント>
個別機能訓練加算Ⅰ、Ⅱの再確認と当法人での取り組みを交え、リハビリ専門職、介護職、看護職が協同して行う取り組み方について詳しく説明し、集団プログラムの作成方法、当法人の集団プログラムを体験していただきます。

<参加を検討している方へのメッセージ>
リハビリテーションとはリハビリ専門職だけが行うものではありません。特に通所介護においては介護職の介入が大変重要です。当法人では「施設全体がリハビリテーションの場」という考えのもと全職員で提供しています。考え方ひとつでリハビリテーションになりますので、興味のある方のご参加お待ちしています。