知野 吉和 氏(介護人材育成アドバイザー)

結果を出せる管理者と出せない管理者はココが違う!

現実の現状を理解することが改善の第一歩です。

新潟県出身。
高校の時の担任からは『おまえはヤクザにもなれない中途半端なチンピラで終わる』と言われるくらい、どうしょうもない生徒だった。「おまえみたいなバカは人を動かすことを学べ」と毎週、担任の先生の自宅に泊まりがけで指導を受ける。介護系の専門学校に入学したのは、就職したくなかったから。介護に興味はなかったが、介護施設の実習で、チームワークで仕事をすることの素晴らしさと、現場の様々な問題課題が山積みの発展途上のこの業界にチャンスを感じて、介護施設への就職を決める。就職の初日、管理者に、『僕を主任にしてください』と直談判。当然、却下であったが、とにかく権限を持たなければ、現場の職員のモチベーションを守ることはできないと実感。介護業界全体の課題は教育で解決するしかないと、講師の仕事を始めたのが、27歳。やる気がなくなる介護職員の気持ちを代弁しつつ、日々、戦っている。問題の答えは現場にあるが信条。