小林 悦子 氏(一般社団法人 生活を支える看護師の会 主宰)

経験の浅いスタッフの死生観を育てる

困りごとも喜びも、次に向けて仕分けすること

岐阜県出身。
1958年生まれ。幼稚園教諭10年目に難病の子供を出産。療養介護のためにやむなく退職した。
息子を育てるために看護の世界に入り、その後病院勤務を経て2006年東京都の特別養護老人ホーム看護職員となる(介護支援専門員)。医師の常駐がない特養ホームに本物の看護を見つけ「生ききるための看取り援助」を仕組み作りから実践した。
2014年、生活を支える看護師の会を設立。最期まで自分らしく生活できる社会を目指して活動しながら、特養ホームなどのサポーターとして「生ききるための看取り援助」ができる施設作りを支援している。

(著書等)
・「いのちをつなぐ看取り援助」(共著)
・実践者の語りで理解する「生活を支える看護」(共著)