今本 繁

合同会社ABC研究所 代表社員

東京工科大学工学部機械制御工学科卒業後、ボランティア活動に従事し、その後心理専門職を目指し、筑波大学大学院博士課程心身障害学研究科で大家の小林重雄教授を師事。修士号取得後は、知的障害者通所施設の大野城すばる園で研究活動する傍ら非常勤指導員として勤務。国立肥前療養所(現 肥前精神医療センター)で心理療法士として勤務後、ウェスタンミシガン大学の行動分析学夏期研修に参加。またノースカロライナ大学TEACCH部で1年間のインターン研修も経験。

帰国後、西南女学院大学に専任講師として4年間勤務した後退職。2003年にボンディ博士とフロスト女史を初めて日本に招いたワークショップを開催し実践。2006年5月にはPECS(絵カード交換式コミュニケーションシステム)の普及を目指し会社設立し、その後退職。

2015年6月にABC研究所を立ち上げ、翌々年2月に合同会社に法人化。フリーの心理臨床家(行動エンジニア)として活動。講演会や研修会開催、学校や施設のコンサルテーションに関わりながら現在に至る。

「応用行動分析に基づくASDの人のコミュニケーション支援 -当事者の不安を解消する"7つ道具"とアセスメント(2021年3月 中央法規出版)、
「教育へのピラミッド・アプローチ 役に立つABA入門」(2016年6月 ピラミッド教育コンサルタントオブジャパン)、
「自分を変えたい人のためのABAモデル -教育・福祉・医療職を目指す人の応用行動分析学ABA」(2016年4月 ふくろう出版)、
「自閉症スペクトラムの移行アセスメントプロフィールTTAPの実際」(2010年4月 川島書店)、
「改訂版 対人支援の行動分析学 -看護・福祉職をめざす人のABA入門」(2008年10月 ふくろう出版)、
「構造化による自閉症の人たちへの支援 -TEACCHプログラムを活かす-」(2008年4月) など、著書共訳多数。