藤堂 栄子
ディスレクシアの子どもが活き活きと輝く為に
藤堂栄子先生よりお誘いのお言葉
「ディスレクシアをご存じですか?視覚や聴覚の器官の機能は正常、全般的な知的能力は低くないのに読み書きの困難さが顕著にあることを指します。人口の 10% いるといわれているのに読み書きのスピードや正確さに著しく困難さを見せます。脳の中で起きていることで本人の努力不足や指導不足によるものではありません。見た目で分からないのでしばしば誤解され、ひいては不登校や心身の異常をきたすこともあります。
わが子が留学先の英国で15歳になって初めて教育診断され、ディスレクシアという言葉に巡り合いました。私も還暦を過ぎて小学校2年生並みのひらがなの読みのスピードであることが判明しました。さかのぼって思い出すと小学校の頃の通信簿にはそのようなことが書かれていて、学校が嫌いでした。でも現在では読み書きが困難なことは様々な工夫で避けられるようになっています。活動家、研究者、支援者、保護者で当事者の声をお聞きください。」
[現職]
認定NPO法人EDGE会長
星槎大学特任教授
(有)ToDo Planning代表
[所属団体]
日本LD学会
IDA (International Dyslexia Association)
BDA (British Dyslexia Association)
日本発達障害ネットワーク
日本発達性ディスレクシア研究会
英語教育ユニバーサルデザイン研究学会
[委員]
文部科学省特別支援教育ネットワーク推進委員会
厚生労働省社会保障審議会障害者部会委員
国立障害者リハビリテーションセンター「海外の発達障碍者支援制度情報交換会」
港区次世代育成支援対策地域協議会委員 他