日本では当たり前にある自動販売機。

普段何気なく使用しているのですが、
実は海外だとそもそも自動販売機がなかなかないです。

昔、ヨーロッパを旅していた時、
向こうは夜になるとほとんど店が閉まるので、
飲み物を購入しようとすると、
夜までやっているフードレストランに行くか、
BARに行くしかありません。

聞くと、自動販売機を設置すると、
自動販売機を壊して飲み物やお金を奪う方がいるからだそうです。
恐ろしいですね。。

という自動販売機に関するお話です。

「自動販売機ビジネス」
と聞いてどんなイメージを持ちますか？

自分が何もしなくても売上が上がり、
勝手に収入が入ってくる。

定期的な飲み物の補充とメンテナンスを行えば、
あとは半永久的に自分のために働いてくれる。

このようなイメージを持っている方いるのではないでしょうか？
もしこのようなビジネスがあったのであれば理想ですよね。

ただ、自動販売機ビジネスというのも、
実は苦労するところがあります。

例えば設置場所。
どこに設置するかは非常に重要。

人通りの多い場所、少ない場所で売上が変わるからです。
駅のホームに備え付けられているのか、
ある駐車場のエレベータ前にあるのか、

皆様も今度よくみてください。
自動販売機の設置場所を。

「人通りの多いところが良いに決まっている！」
と考えるのはちょっと安易です。
なぜなら他の方も同じように設置してくるからです。

一方で、ある駐車場のエレベーター前で設置されたところは、
人通りが少なくてもライバルが入ってこないので、
自分が優位に立てる市場になるかもしれません。

というように設置場所は大事です。
ある意味、商品よりも大事かもしれません。
自動販売機の設置場所を見つける仕事があるぐらいです。
設置可能スペースを見つけると1～5万円もらえるようです。


何を、誰に販売するかも重要ですが、
どこで販売するかというものも重要。

そして、これはアマゾン販売でも同じ。

昨日もお話ししましたが、
アマゾンでも実は検索キーワードによって
市場が変わります。

同じマスクを売るのにも
「マスク」と「花粉症」では
検索している数と出品している数が違います。

また、アマゾンには広告枠がありますが、
この広告枠も検索キーワードにより、
クリック単価が変わるので、
月の設置単価が変わります。

広告枠の料金は変動が大きいと
±10%ぐらいは変動しますが、
この広告費を事前に見込んでいれば、
その検索キーワードで表示させた時に、
かかる広告費、予想売上が立てやすくなり、
利益がどのくらい出そうかも予測が立てられます。

ちょっと難しい話になってしまいましたが、
販売する場所についても意識してみるといいかもしれませんね。