お客様を取り巻く社会経済環境は多様化・複雑化をしており、そのスピードも加速度的に変化をしております。そのような環境下でCSを考えると、現実的なCS実現方法は、普遍的なCS理論をベースとしながらも顧客の変化とともに変革が求められます。いまや、CSはマーケティング発想とイノベーション行動によってのみ成立し、「目に見えないCS」を「見せる化」「結果を出せる」ことができます。
そこで、CSスペシャリスト検定スペシャリストレベルの維持・向上のためには常に最新のCS理論と実践を探求することが望まれます。加えて、企業内等において、CS推進を実現するうえでの実務教育には論理的な教育メソッドの習得が必要です。 本養成講座は2日間の集中講座で、「現実的なCSの理解と基本理論」と「CS実務教育プログラムの考え方」を中心に最新のCS理論、サービス・ドミナント・ロジックを習得していただきます。そして、企業内において「目に見えないCS」を「見せる化」「結果を出せる」指導ができるCS実務教育インストラクターを養成します。
▼ <認定に必要な能力>
(1)講座受講後レポート提出(課題及び提出期限は講座内で発表)
※本講座は2日開催となります。
1日目 10:00~17:00
2日目 10:00~17:00
このセミナーで学べること
〈カリキュラム〉
2日間研修
1日目
●午前 経営戦略としてのCS理論 (講義・事例分析発表)
1. CSリーダーに求められる「理論と実践技術」の体系的な習得
2. CSの意義と現実の理解
3・ 経営戦略としてのCSの位置づけと成果
4 顧客価値を創るサービス・ドミナントの考え方
5. CS実践による稼働する2つの機能の理解
6.「新商品・サービスは何ができるのか」ではなく、「新商品・サービスを通して顧客に 貢献できることは何か」と考える習慣の重要性
7. CSの成果を企業実例で分析
8. まとめ 「CSは将来の経営に関する指標である」ことを再認識する
●午後 CSマネジメントの実務 (講義&ワークショップ)
1. CSマネジメントの仕組みと役割
2. 満足度3ステップの理解と具体的な行動
3. 高度化する期待への一手としてのCS設計の意義
4. CS設計によって実現する収益貢献への見える化とは
5. CS設計の概要と設計実務の理解
6. CS設計による価値共創の導き方
7. CS設計による「最終顧客」「最終ニーズ」の掴み方
8. CS行動基準の策定方法と具体的な行動事例作成
9. まとめ 「CSは顧客の意識していないニーズに気づく戦略プロセスでもある」
2日目
●午前 CS設計の実務 (講義&ワークショップ)
1. CS設計の実務をシミュレーションする
① 「まだ言葉にしていない」「まだ意識していない」ニーズの気づきポイント
②最高の顧客体験の仮説立案・ストーリー化
③価値共創のプロセスを顧客接点に落とし込む
④「ありがとう」は満足度ステップ1に過ぎないことを基準とする
⑤コンタクトチャネル別・顧客属性別の顧客体験を仮説立案・ストーリー化
⑥顧客の声の活用と収集方法を策定する
2. まとめ 「CSは最高の顧客体験をストーリー化することによって実感のあるミッションになる」
●午後 顧客接点を強くするCS実現の技術 (講義・事例研究・率先垂範力検証)
1. 顧客の声の受けとめ方と活用・情報化のポイント
2. 不満足表明(クレーム)を受けとめるマクロな視点
3. 答えの無い難クレームへの対応をブラッシュアップする
4. CSに関する報告書を作成する論調と観点
5. 率先垂範に必要なCS実践技術の確認 <率先垂範力>
テーマ:CS実践のプロ・サービスのプロとしの顧客対応スキルを考える
① ソリューションの活かし方
②コンシェルジュ機能の取り入れ方
6. CSリーダーのチャレンジ ≪ダイレクトリスニング手法の店舗導入を想定する≫
テーマ:自社の商品・サービスをお選びいただけないお客様へのアプローチ
セミナー詳細
主催者情報 | 一般社団法人CSスペシャリスト検定協会 |
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講師名 | 石川かおる |
参加費用 | 75,600 円 (税込) |
定員 | 20 名 |
カテゴリー | 営業セミナー |
タグ | 営業 / マーケティング / CS |
参加対象 | cs推進者、CSリーダー |
参加条件 | |
申込期限 | 2014年11月4日 |
日時 | |
開場時間 | 9:30 |
会場 | 明治大学 紫紺館 S2会議室 |
会場住所 | 東京都千代田区神田小川町3丁目22 |
備考 | ※5名以上集まらない場合は開催を見送る場合がございます。 ※お申込み完了後、検定協会事務局よりご連絡致します。 |
キャンセルポリシー | ※諸経費を差し引いた金額を返金いたします。 |
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