新入社員研修会

このセミナーで学べること

≪新入社員の実に約３割が入社３ヶ月目で転職を考え、３５％が３年以内に転職しています≫
どこの会社においても、新人が生き生きと仕事に打ち込んでいる姿をご覧になれば、これなら我が社も安泰、次に続く人材が得られたと安心するものです。
しかしその安心感が消し飛んでしまうことが起きるのです。
ある日、突然新人が退職願を持ってきて辞めたいと申し出たときでは遅いのです。
実行に移す前に、考え始めるのはちょうど、５月連休を境にした時期です。
想像してみてください。なぜこの時期にこのようなことが起こるかを。
仕事への期待に胸膨らませて入社して一ヶ月、夢と現実のギャップを感じるのがこの時期なのです。
更に連休中に学生時代の仲間と会い、情報交換をする中、会社説明の話が違うなど、不平不満を言い合う。あるいは仲間の『待遇がいいぞ』といった誇張された話を聞き、将来への不安に駆られる…。
多くの企業では4月に新人研修を行います。
しかし４月の時点ではまだ、彼ら彼女らは社会人としての考え方や行動を深く考える余裕はありません。
５月になりますと夢を持って入社したものの、現実とぶつかり自分の将来に迷い始める時期なのです。
このように迷っている新入社員にしっかりと仕事に対する考えを理解させ、当社で働くことの意義を感じさせ、生き生きと仕事に取り組む社員に成長させようとお思いになりませんか？

輝かしい未来を夢見て入社してきた新入社員は入社後一ヶ月〜三ヶ月の期間に、新しい価値観（仕事を行うために必要な）との葛藤に遭遇するものです。その原因で最も多いとされているのは【学生時代の価値観と、社会人としての価値観の違い】なのです。
「本人が期待して望んでいる業務内容と実務のギャップ」と「将来の自己の能力向上に対する不安」は、新入社員から現状に必要不可欠な【やる気】を喪失させてしまうものです。
また昨今の世情からどの業界においても企業間の競争は熾烈となり、社員の少数精鋭化と、新入社員の早期育成による即戦力化が必要とされております。
新入社員が会社に慣れ、自分を振り返る余裕ができた、正にその時期は、企業がギャップと不安を解消し、正しい動機づけに最適な時期なのです。

◎彼ら彼女らに動機づけをするポイントは二つです。
１．人生を成功させたい。自分の夢を実現するには、どのように生きれば良いのか。
２．最も影響力のある上司と良好な関係を保つためには、どのように上司に接すれば良いのか。
新入社員が不安を感じるのは「この会社及び仕事は自分が一生を託すに足るものか」「新しい人間関係、特に上司との接し方」ということが大部分なのです。
仕事にも慣れ、会社が分かってくる時期に、これまでお客さん扱いだったものから、一人前の戦力として取り扱われ始める。上司との接し方や仕事への意義を理解していないと、上司・先輩から叱られただけで、心が崩れてしまうものなのです。
そのために、新人の価値観がぐらつき始めるこの時期を選び、従来なおざりにされてきた社会人として基本を理解させる必要があるのです。