会計システムを構築する際には、パッケージシステムが検討されることが一般的になりつつあります。会計パッケージには多くの製品があり、システム毎に様々な特長を持っています。これらのシステムの中から、自社に合ったものを選ぶというのは大変骨が折れる作業です。実績、機能、システムの対応領域、コスト、ベンダーのスキル、サポート体制等々、システム選定時に考慮しなければならないことは山ほどあります。さらに今日では、連結ベースでの財務報告が求められていますので、親会社だけではなく、業種や規模、法制度や言語が異なる国内外の子会社を含めて、会計システムの在り方を検討していく必要があります。
会計システムを選定するためには、RFP(提案依頼書)の作成が必要不可欠です。RFPに基づいた提案を受けることにより、機能やサービス、価格が異なるシステムを並べて、客観的に比較することが可能になります。
当セミナーでは、情報システム部または経理部の担当者様を対象に、会計システムの選定におけるRFPの作成方法、IFRS(国際会計基準)・決算早期化・業務標準化等を見据えた会計システムの機能要件や子会社管理のための会計システムをテーマに、RFPを使った会計システム構築・選定のポイントをわかりやすく解説いたします。
このセミナーで学べること
Opening:AIMC紹介および本日のセミナーの概要
■Program.1:RFP入門講座 ~会計システム選定のためのRFP項目とその作成方法~
自社業務に合致した会計システムを選ぶためには、システム変更の背景や目的、必要な機能などを記載したRFPを作成するのが効果的です。RFPの作成によりベンダーからの提案範囲や粒度を揃えることができ、客観的な比較の元にシステムを選択できるようになります。
当プログラムでは、RFPの目的や効果、会計システム選定のためのRFP項目、RFP作成のスケジュールなどについて、記載例を交えながらわかりやすく解説いたします。
■Program.2:RFP入門講座:会計システム編① ~IFRS・早期化・標準化が求めるシステム機能要件~
会計システムの選定におけるポイントの一つは、現在だけではなく、将来発生するであろう要件を見据えて定義することです。コンバージェンスを含むIFRSの適用、決算早期化、業務標準化は、多くの上場企業で求められる対策となりますので、これらの機能要件はあらかじめ盛り込んでおく必要があります。
当プログラムでは、会計システムで必要とされるIFRS、早期化、標準化の機能要件について、事例を用いてわかりやすく解説します。
■Program.3:RFP入門講座:会計システム編② ~国内および海外子会社における課題とシステム機能要件~
会計を中心にERPパッケージの利用は年々増えていますが、子会社を含めたグループでのERP利用はあまり進んでいないようです。人手や予算が限られる中、企業規模や業種、法制度や言語が異なる国内・海外子会社に適したシステムを構築するのは、簡単な作業ではありません。
当プログラムでは、グループ会計システムの在り方や子会社におけるシステム課題とその改善例、子会社の会計パッケージ利用状況についてわかりやすく解説します。
セミナー詳細
主催者情報 | エイアイエムコンサルティング株式会社 |
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講師名 | 武田寛明 |
参加費用 | 無料 |
定員 | 20 名 |
カテゴリー | ITビジネス・運用セミナー |
タグ | IFRS / 会計システム / RFI |
参加対象 | 情報システム部門、経理部門の管理者ないしスタッフの方々 |
参加条件 | |
申込期限 | 2016年1月28日 |
日時 | |
開場時間 | 14:10 |
会場 | 東京ミッドタウンタワー4F カンファレンスルーム1 |
会場住所 | 東京都港区赤坂9-7-1 |
備考 | 本セミナーは2015年8月に実施した弊社セミナーと同一の内容となります。 |
キャンセルポリシー |
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