【東京開催】業務監査と不正防止対応～これから始める不正防止と内部監査の強化～

このセミナーで学べること

不正防止対策や子会社・海外拠点対応等、内部監査部門に求められる役割・仕事は年々増加する一方です。しかしながら、経営者の意識・理解はまだまだ薄く、人手不足に陥りつつも、限られた予算の中で内部監査を行っている状態が珍しくありません。また、異なる環境や文化の下で、リソース不足、リスクに対する考え方の違い等の問題が顕在化しています。大企業の会計不祥事が断続的に発生する中、不正防止を主眼とした内部監査対応が今まさに求められています。

内部監査における重要性の高まりを受け、監査対象となる拠点や部署数、監査期間は増加する傾向にあります。現在の体制で漏れなく充分に監査を実施し、期待した効果を得るためには、一定の監査品質（効率性や費用対効果等）を確保して行かなければなりません。

本セミナーでは、『業務監査と不正防止対応』と題し、不正の防止や発見に役立つ内部監査機能について解説するとともに、これから内部監査機能を強化する内部監査部門のご担当者様を対象にして、内部監査の基礎と実務上の進め方についてわかりやすく解説いたします。


■Opening：AIMCオープニングプログラム

■Program.1：不正に役立つ監査 ～これから始める不正防止発見に役立つ内部監査～
内部監査部門には、不正防止やコンプライアンスのアシュアランス（監視・保証）の重要なミッションがあります。最近の不正事例でもわかる通り、不正に対して適切に行動して行くのは、企業の重要な経営命題であると言えます。本プログラムでは、不正を未然に防止するとともに、早期に摘発する仕組みの構築について、実際の不正事例を踏まえてわかりやすく解説いたします。

◆講座内容◆
・事例データに見る不正の特徴と傾向 ・不正対策に対する法制度の枠組みと企業動向
・不正のトライアングル ・不正の種類とその態様
・報告事例にみる不正対策事例 ・不正防止発見の手段とその効果 ・内部監査部門の重要性 等

■Program.2：業務監査とは？ ～今さら聞けない内部監査の基礎と実務上の進め方～
不正防止・発見の対策として、内部監査の実施が有効です。しかしながらJ-SOX対応に追われ、内部監査まで充分に手が回らないという企業も少なくないようです。そもそも内部監査の進め方がよく分からないといった声や悩みを聞くことも多いです。本プログラムでは、内部監査をこれから進めるご担当者様向けに、内部監査の基礎知識や実務上の進め方について、解説いたします。

◆講座内容◆
・内部監査とは ・監査の体制と主体条件 ・内部監査の全体像
・アシュアランスとコンサルティング ・予備調査 ・監査計画立案 ・監査実施
・監査調書と報告 ・フォローアップ ・実施スケジュール ・実務上の留意点 等