相続トラブル回避の対策は相続税だけではありません。相続される遺産の内容が重要になります。遺産分割のトラブルになる76%が、遺産総額5,000万円以下のケースです。そして、その中の大半が親族が残した実家のみを所有する場合です。事例からも、多くの相続トラブルは不動産の相続で起こっていることがわかります。本セミナーでは、私がこれまで仲介業務に携わった事例をご紹介し、トラブルを未然に防ぐためにはどんな手段があったかをお伝えいたします。
このセミナーで学べること
「相続対策」と聞くと「うちはトラブルになるほど財産なんてないから心配ない」
「うちの兄弟姉妹は仲が良いから大丈夫」といった答えが返ってくることが多くあります。
しかし、実際にはどうなのかというこを表す興味深いデータがあります。裁判所「司法統計年報(平成27年度版)」の遺産総額別遺産分割事件のうち、容認・調停が成立した件数資料では以下のようになっています。遺産分割事件での容認・調停件数全体:8,141件に対し、
・遺産総額 1,000万円以下:32%
・遺産総額 1,000万円超~5,000万円以下:44%
なんと、遺産分割のトラブルになる76%が、遺産総額が5,000万円以下の相続で占められているのです。上記のトラブルになる相続の典型的な例が、「親が残した遺産の大半が実家(不動産)」だけという事例です。 実際に、不動産価格の高い首都圏では、このようなケースが非常に多くあります。それなのに何故、「うちには関係ない」という人が多くなるのか。その根本的な原因は、「相続トラブル回避の対策」 → 「相続税対策」と考えている人が多いからと私は考えます。
では、実際に相続税が課税される人の割合はというと…
平成26年12月31日までの基礎控除減額前で全体の4%程度、平成27年1月1日以降の基礎控除減額後で全体の7~8%程度とされています。相続税が課税されるのは、実際には限られた人間です。それでいて、相続でトラブルになるケースがこれだけ多いのは、不動産相続のトラブルを未然に防ぐための手段を相談できる専門家が少ないからではないでしょうか。本セミナーでは、私がこれまで仲介業務に携わった事例をご紹介し、トラブルを未然に防ぐためにはどんな手段があったかをお伝えいたします。
■ 不動産相続トラブル事例
①「俺は死なない」と言っていた大地主の突然の相続発生
② 相続トラブルを親から引き継いだ息子の資産の後始末
③ 本家長男に嫁入りした妻が夫に先立たれた後の終の棲家
④ 約一世紀進まなかった、ある地方古家の相続登記
なお、上記の内容は構成の都合上、順番や内容を若干変更する可能性もございます。
あらかじめご承知おき下さいますようお願い申し上げます。
セミナー詳細
主催者情報 | 株式会社シー・エフ・ネッツ |
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講師名 | 中石 輝 |
参加費用 | 無料 |
定員 | 10 名 |
カテゴリー | 不動産投資セミナー |
タグ | 相続対策 / 不動産投資 / 投資 |
参加対象 | 不動産投資をご検討の方 |
参加条件 | |
申込期限 | 2018年8月26日 |
日時 | |
開場時間 | 10:00 |
会場 | CFネッツ 東京本社 セミナールーム |
会場住所 | 東京都中央区銀座1丁目13-1 ヒューリック銀座一丁目ビル7階 |
備考 | |
キャンセルポリシー | 最低催行人数に達しない場合は中止とさせていただく場合があります。 |
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