2024年問題やカーボンニュートラルへの期待に応えるため、物流事業者はもとより、荷主の物流管理統括者(CLO)等との連携を深め、全体最適を目指してフェーズフリーのモーダルコンビネーション構築、DX・GX推進等による諸課題のブレークスルーに取り組む。中期経営計画中の鉄道事業黒字化とコスト構造改革を図り、さらに2030年及びその先を見据えて、貨物鉄道+自動運転・自動物流道路等との連携も視野に入れ、次世代の持続可能な省人化型・環境低負荷型全国物流ネットワークを目指す。新たな時代に挑戦するJR貨物グループの取り組みを詳説する。
このセミナーで学べること
1. JR貨物グループ中期経営計画の策定/KGI/KPIの状況
(1) 中期経営計画策定方針、5つの柱と主要項目
(2) KGI/KPIの進捗状況と今後の取り組み
(3) 鉄道事業黒字化とコスト構造改革
2. 関係者連携の2024年問題対応と全体最適
(1) CLOと連携して実現したいこと
① CLOと連携した2024年問題及びGXへの対応
② 全体最適の構築に向けたJR貨物の貢献
(2) 利用運送事業者等と連携した取り組みの方向性
① フェーズフリーのモーダルコンビネーション推進
② 31ftコンテナ取扱量の拡大等、諸課題のブレークスルー
③ 駅両端の集配力向上・ドライバー育成の重要性
(3) 3PL・トラック事業者等との連携強化の必要性
① 積替ステーション活用等によるモーダルコンビネーション推進
② 見える化・使いやすさを追求した予約システムの構築
③ 利用運送事業許可の迅速化・柔軟化の必要性
3.DX・GX強力な推進と次世代省人化・環境低負荷型全国物流ネットワーク
(1) DXの推進による省人化システム、コスト構造改革の検討深度化
① フォークリフト自動化、門型クレーン等荷役作業のDX化・省人化の追求
② 貨車入換・積付検査等の自動化等、安全確保との両立追求
③ パレット積替システム導入等と一体となった拠点開発戦略による総合物流の一層の推進
(2) 新しい物流システムとの連携
① トラック自動運転会社と協働した鉄道と併用可能なスワップボディ車の開発
② 自動物流道路との結節点の共有等による全体最適の検討
③ 新物流システムと連携した次世代省人化・環境低負荷型全国物流ネットワークの模索
(3) 旅客会社等との連携によるCNへの挑戦
① 欧州を例にした環境配慮型施策とCO2排出削減量の精緻化
② 次世代エネルギー(水素)輸送の検討
(4) 貨物鉄道の全国ネットワーク維持及びイコールフッティング等環境整備の必要性
4. 関連質疑応答
5. 名刺交換・交流会
■人脈形成・新規顧客開拓・新事業展開にお役立てください。
■ライブ配信受講の方も、会場の名刺交換終了後に講師と個別オンライン対話ができる時間を設けております。
セミナー詳細
主催者情報 | 株式会社日本計画研究所 |
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講師名 | 篠部 武嗣 氏 |
参加費 | 33,950 円 (税込) |
定員 | 25 名 |
カテゴリー | ビジネスセミナー/経営セミナー |
タグ | セミナー / JR貨物 / 貨物 / 鉄道輸送 / 物流 / DX |
参加対象 | 交通・輸送・物流 関連担当者 |
日時 | 2024年8月23日(金)9:30〜11:30 |
会場 | JPIカンファレンススクエア 東京都港区南麻布5-2-32 興和広尾ビル |
備考 | 〔受講料〕 1名:33,950円(税込) 2名以降:28,950円 (社内・関連会社で同時お申し込みの場合) |
キャンセルポリシー | 【セミナー契約の解除・お取消し】 お客様のご都合でキャンセルされる場合は、必ず開催1週間前 17時までにご連絡下さい。(E-mail:info@jpi.co.jp又は FAX:03-5793-9767) ご欠席の場合には、代理の方のご参加、もしくは当日配布の資料の発送を以ちましてご出席に代えさせていただき、ご参加費を全額お申し受けさせていただきますのでご了承下さい。 |
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