森本　喜久男　講演会

ヴァグリエとクメールシルクの出会い。

内戦で途絶えかけていたカンボジア クメールの伝統織物の
技術と美しさに魅せられ、私財を投げ打ち、20年以上、
その伝統の復活に賭ける日本人、森本喜久男さん。

京都の手描き友禅職人だった森本さんが見い出したのは、
本物のクオリティを保つには、つくり手である職人が
安心して織物づくりに取り組める環境が必要だということでした。

そのために森本さんは、工房を作り、研修生を育て、生産品を売り、
職人とその家族の暮らしを安定させるだけでなく、
自然染料による染色のために、伝統の森を再生させました。

日本人で唯一ロレックス賞（※）を受賞し、内外で注目される森本さんに、
今回初めて、貴重なゴールデンシルクを使った共同商品開発の
パートナーとして、私たちヴァグリエを選んでいただきました。

本物と言われる商品は、職人の丁寧な手仕事によってこそ
その価値が輝きを増していることをヴァグリエは知っています。
その共感こそが、このプロジェクトを実現させたのでしょう。

森本さんのクメールシルク再生に懸ける思いと、クメールシルクについて
約1時間程の講演会となります。