2011年、IFRS本格導入！〜IASB最新動向と今後の対策〜

このセミナーで学べること

　2010年3月期より、IFRS（国際財務報告基準）の任意適用が開始となり、任意適用第1号となった企業が話題になるなど、各企業のIFRSへの対応が具体的に検討され始めています。一部の企業では、既にプロジェクトチームを立ち上げ、本格的なIFRSへの対応を開始していますが、未だ検討段階の企業も多く、すべての企業がIFRS対策に向かって加速していると言った状況ではないようです。
　各企業が本格的な対策へ踏み切れない理由として、まず、今も改定が進んでいる「IFRSのムービング・ターゲット」といった特性から、「いつ検討を始めれば良いのか判断が難しい」といった事情が見受けられます。
　しかしながら、2015年3月に強制適用が始まると考えれば、決して十分な時間が残されているとは言えません。このような状況の中では、早急に導入プロジェクトを立ち上げ、2010年度中にIFRSがもたらす影響と今後の対応方針・計画策定まで行い、2011年より本格的にIFRSを導入する体制を整備しておくことが望ましいと言えます。
　当セミナーでは、IFRS最新動向として、IASB公開草案の「収益認識」と「財務諸表の表示」に関する改訂について解説するとともに、IFRSの解釈と実務への適用（会計方針の策定）、そして2011年から本格的にIFRSを導入するための手法について、３つのプログラムに別けて解説いたします。
※また、特別セッションとして、「連結納税制度」のトピックもご用意しておりますので、この機会に是非ともご参加ください。