2017年7月31日 12:43

31日(月)の東京ゴムは、、反発のあと売られてもち合う。

2017/07/31 12:10
 ドル=円相場は、110円台後半で始まったあと円高になって、9時50分に110円30銭の高値を付けた。その後は、もみ合いで推移している。
 東京株式は、円高を受けた売りに安寄りした。その後、月末事情を受けた整理売買となったが、買い戻しなどが優勢となり反発。しかし大幅に戻らず、前場の日経平均は前日比13円安の19,946円で終えている。

 東京商取の金は、前週末のNY金大幅高を受けて小高く推移。前週末の夜間取引は20円超の上昇になっていたが、この日は円高になったため上げ幅を縮小、正午現在は10円超高で推移。白金もNY白金高を受けて高寄りしたが、円高を受けた売りが出てもち合い、正午現在は20円超高で推移。

 石油相場は、NY原油など海外原油相場の続伸を受けた買いに高寄りした。しかし円相場が110円台前半へ円高になったことから売りが出て反落、正午現在のガソリンは前日比240~470円高、灯油は20円安~240円高のマチマチ、原油は400円前後高で推移している。

 東京ゴムは高寄りしたが、月末事情を受けた整理売りと、円高を嫌気した売りなどが出て伸び悩んでいる。

 寄り付きは、買い戻しなどが先行して高寄りしたが、買いが出尽くしたあとは小口の売りに反落、もち合いで推移した。月末事情からの売り、買いの整理売買が出ていた。
 上海ゴムが小高く始まったのを受けた買いが入り小反発したが、買いが出尽くすとジリ安相場となり、月末特有の整理売買による波乱相場となっている。

 先限の1月限は205.7円で寄り付き、直後に207.0円へ上伸した。しかし買いが出尽くしたあとは小口の売りに反落、10時過ぎに204.2円まで下げた。しかし上海ゴム相場が堅調に推移していることから買いが入り、207.5円へ再上昇した。その後は小口の売買となりジリ安、もち合いで推移している。

 前週末28日の日中取引で204.3円まで急落していたが、同日の夜間取引で203.0円まで続落した。その後、買い戻しが入り205.2円まで反発して終えていた。きょうは203.0円と直近安値を更新して、その後買い戻されて207.5円高値を付けた。
 いまの時点ではなんとも言えないが、203.0円の安値で下げ止まってくれれば良いのだが、20日移動平均線を下回っているので、きょうの引けまでに急反発して移動平均線上へ戻らなければ、8月相場は月初から下値を試す下げを強いられる可能性が強い。1月限(先限)が205~206円以上の引けになるか注目。
【オスマン】