私も初対面の人と接するのは苦手。
それは相手の反応が解らないから。

相手の反応が、あなたのコミュニケーション力です。

それを知ることで、余計に怖さを感じているのかもしれません。
苦手な相手などに対して、あの人は〇〇な人だから苦手。
実は、これは一つの思い込み、一般化がされている場合も。
もう一つは、苦手なのは相手ではなく、
自分自身のコミュニケーション力がないことに気が付いているから。
だけど、人は自分を守りたい。

だから、人に理由を見つけようとします。

人には能力が必ずあります。
だから、伝える能力も聞き取る能力もあります。
そして、自分は変えられても人は変えられない。
当たり前の話ですが。
自分が変われば、周りも変わります。

では、自分をどのように変えていくのか？

実は、変えようと感じるのかが正解かもしれません。
人は変わるだけの能力を持っていて、変わろうとすれば変われるというのが
NLPの考えかたです。
では変わる方法を教えるのがNLPではなく、変わる動機付けを探す方法を教えるのがNLPです。

あいつはどうしてわからないんだ。

ではなく、理解する能力を持っているのだから、理解するように教えなければいけない。
そして、それを教える能力も自分にある。
すると、無意識は、記憶の検索を始めます。
検索の手伝いとして、ポジションチェンジによる支店の移動などを
使うと、どうして伝わらないのかが、相手の視点で見えます。
すると、どう伝えればよいのかも変わって来るのでは？

伝えるのに何が足りないのかも見えてきます。

言葉の使い方かもしれません。
同じ言葉でもラポールの違いや思い込みによって伝わり方が変わります。
同じ内容を親が話するのと、信頼をしている先生がするだけで、子どもの受け取り方が違います。
好きな先生に教えてもらう強化と嫌いな先生に教えてもらう強化でも理解力に差が出ます。
ということは、会社においても信頼されている上司と嫌われている上司とでは、
同じことを伝えても受け取り方が変わります。

同じ人でも状況によっても違います。

相手が落ち込んでいるときに、指導をしてもできてないことの指摘になります。
怒っているときに、指導をするとそれは嫌味に聞こえる場合があります。
あなたの声の大きさやトーン、スピードでも同じことが起こります。
私も普通に話しているだけなのに・・・

どうして怒っているの？

と嫁に言われた経験があります。
そう、ステート（場）をどのように作るかもすごく大切です。