2016年6月29日 10:10
【円安リスク】
前回はライフプランニングの考え方を
お話ししました。最初とっかかりにくいけど、
よくよく考えると、くそ簡単でしょ?
物事シンプルに考えていけば本質も見えてきますねー
今日はまた別の角度からお話ししましょう。
これも苦手な人多いかもですが、「為替」です。
いやー自分は海外とか興味ないから関係ねーやって
思ってる人も少しだけ読んでみてください。
めっっっちゃ関係あるんで笑
あなたは今どこで貯金していますか。
という質問を投げかけるとほとんどの方が、
日本の銀行に預けていますと返答してくださります。
ただし、実はあなたが安全だと思っている
預金にもリスクがあるんです。
例えば、1万円が手元にあるとしましょう。
1Lが値段100円のお水があるとすれば、100L買えますね。
これが1L=200円の円安(インフレ)になった場合、
同じ1万円で50Lしか買えませんね。
同じ1万円でも買えるお水の量が減っている。
つまり”円の価値が下がっている”ということになるのです。
そして今後、円安になる可能性が非常に高いと言われています。
日本の経済の構図をおさらいしてみましょう。
日本の借金は今いくらなのか。日本は借金大国ですね。
国債に地方債を加えた国の債務残高が
2014年11月の発表で1,200兆を超えています。
現在の借金時計を見ると、約1,000兆円にもなりますが、
財投債などの、政府が直接発行したのではないですが、
政府がその債務を保証している借金が、
なんと数百兆規模で存在するとの説があります。
ではこのお金ってどこから借金していると思いますか。
国債などを直接購入している、
つまりこの国に直接お金を貸しているのは、
銀行、保険会社、郵貯といった機関投資家です。
ではこの機関投資家には
誰のお金を国に貸しているのでしょうか。
彼らは自己資本という自前のお金は
実はほとんど持っていません。
預金者などから預かったお金を
企業や国に貸し出しているのです。
そして企業には担保を取ったり、
借金を取り立てたりという手間がかかるので、
手間いらずの国債購入へと偏っていくのです。
銀行などは私たち預金者から
0,02%程度の金利でお金を借ります。
ほとんど自覚はないと思いますが、
預金している以上銀行にお金を貸しているんです。
その超低金利で借りた金融機関は
国に1%ほどの金利で国に貸して金利差を設けるのです。
こうしてこの国にお金を貸しているのはあなた自身なのです。
国民の総資産は約1,500兆円あると言われています。
それに比べ、借金は約1,200兆円ですから
まだ余裕があるように見えますよね。
ただ毎年借金が増える現状、
ゆくゆくすべて食い尽くしてしまいます。
そうなると、預金封鎖等の国家破綻リスクがあります。
国家としてそれは回避したいですよね。
なので、今間接的に国債を負担している機関があります。
それが日銀です。
日銀は7,000兆円ものお金を刷れるのです。
日本国家を守るために金融緩和によって
大量にお金を刷りまくった結果、
円高になるでしょうか。
円安になるでしょうか。
当然円安ですよね。
円が増えれば、それだけ価値が下がるということです。
【歴史チャート】
1971年初めて円の切り上げがあり、
1ドル325円と、少しずつ円高に振れました。
1973年に変動相場制に完全移行し、
70円台までどんどん円高に振れました。
海外旅行に気軽に行けるようになったのは、
間違いなく円高の恩恵ですし、
資産を形成したり、増やす面では
円高の方がいいに決まっています。
ここでポイントなのは、
資産をお持ちの日本国民、
特に労働収入を持たない年配の方々にとっては、
円安は最も大変なこととなるのです。
ほとんどの日本国民が円建て資産しか持っていないからです。
約4年前の1ドル最円高値76円から
既に120円まで切り上がりを見せています。
この時点で自分の資産は30%以上
切り下げられていることになるのです。
これを回避するには円以外の外貨で
資産を持たなければなりません。
外貨を持つなんて、
海外旅行に行くときくらいしか
考えなくないですか?笑
しかし、日本は食料品をはじめとして
ほとんどのものを輸入に頼っています。
輸入価格が上がれば、店頭価格も当然上がりますから、
私たちの購入する価格が上がります。
ガソリンの高騰が良い例ですよね。
半年ほど前、ケチャップが値上がりしていました。
為替の影響はこれからもどんどん生活に及ぶと思われます。
今からきちんと対策を練っていきましょう。
例えば、外貨で資産を持つなどですね。
次回そこについてお話しします。
お話ししました。最初とっかかりにくいけど、
よくよく考えると、くそ簡単でしょ?
物事シンプルに考えていけば本質も見えてきますねー
今日はまた別の角度からお話ししましょう。
これも苦手な人多いかもですが、「為替」です。
いやー自分は海外とか興味ないから関係ねーやって
思ってる人も少しだけ読んでみてください。
めっっっちゃ関係あるんで笑
あなたは今どこで貯金していますか。
という質問を投げかけるとほとんどの方が、
日本の銀行に預けていますと返答してくださります。
ただし、実はあなたが安全だと思っている
預金にもリスクがあるんです。
例えば、1万円が手元にあるとしましょう。
1Lが値段100円のお水があるとすれば、100L買えますね。
これが1L=200円の円安(インフレ)になった場合、
同じ1万円で50Lしか買えませんね。
同じ1万円でも買えるお水の量が減っている。
つまり”円の価値が下がっている”ということになるのです。
そして今後、円安になる可能性が非常に高いと言われています。
日本の経済の構図をおさらいしてみましょう。
日本の借金は今いくらなのか。日本は借金大国ですね。
国債に地方債を加えた国の債務残高が
2014年11月の発表で1,200兆を超えています。
現在の借金時計を見ると、約1,000兆円にもなりますが、
財投債などの、政府が直接発行したのではないですが、
政府がその債務を保証している借金が、
なんと数百兆規模で存在するとの説があります。
ではこのお金ってどこから借金していると思いますか。
国債などを直接購入している、
つまりこの国に直接お金を貸しているのは、
銀行、保険会社、郵貯といった機関投資家です。
ではこの機関投資家には
誰のお金を国に貸しているのでしょうか。
彼らは自己資本という自前のお金は
実はほとんど持っていません。
預金者などから預かったお金を
企業や国に貸し出しているのです。
そして企業には担保を取ったり、
借金を取り立てたりという手間がかかるので、
手間いらずの国債購入へと偏っていくのです。
銀行などは私たち預金者から
0,02%程度の金利でお金を借ります。
ほとんど自覚はないと思いますが、
預金している以上銀行にお金を貸しているんです。
その超低金利で借りた金融機関は
国に1%ほどの金利で国に貸して金利差を設けるのです。
こうしてこの国にお金を貸しているのはあなた自身なのです。
国民の総資産は約1,500兆円あると言われています。
それに比べ、借金は約1,200兆円ですから
まだ余裕があるように見えますよね。
ただ毎年借金が増える現状、
ゆくゆくすべて食い尽くしてしまいます。
そうなると、預金封鎖等の国家破綻リスクがあります。
国家としてそれは回避したいですよね。
なので、今間接的に国債を負担している機関があります。
それが日銀です。
日銀は7,000兆円ものお金を刷れるのです。
日本国家を守るために金融緩和によって
大量にお金を刷りまくった結果、
円高になるでしょうか。
円安になるでしょうか。
当然円安ですよね。
円が増えれば、それだけ価値が下がるということです。
【歴史チャート】
1971年初めて円の切り上げがあり、
1ドル325円と、少しずつ円高に振れました。
1973年に変動相場制に完全移行し、
70円台までどんどん円高に振れました。
海外旅行に気軽に行けるようになったのは、
間違いなく円高の恩恵ですし、
資産を形成したり、増やす面では
円高の方がいいに決まっています。
ここでポイントなのは、
資産をお持ちの日本国民、
特に労働収入を持たない年配の方々にとっては、
円安は最も大変なこととなるのです。
ほとんどの日本国民が円建て資産しか持っていないからです。
約4年前の1ドル最円高値76円から
既に120円まで切り上がりを見せています。
この時点で自分の資産は30%以上
切り下げられていることになるのです。
これを回避するには円以外の外貨で
資産を持たなければなりません。
外貨を持つなんて、
海外旅行に行くときくらいしか
考えなくないですか?笑
しかし、日本は食料品をはじめとして
ほとんどのものを輸入に頼っています。
輸入価格が上がれば、店頭価格も当然上がりますから、
私たちの購入する価格が上がります。
ガソリンの高騰が良い例ですよね。
半年ほど前、ケチャップが値上がりしていました。
為替の影響はこれからもどんどん生活に及ぶと思われます。
今からきちんと対策を練っていきましょう。
例えば、外貨で資産を持つなどですね。
次回そこについてお話しします。
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