働く目的が不明確な人は、
結果も中途半端です。


考えが明確であれば
あるほど、その考えの通りの
アクションを取ります。


例えば、悪い意味で考えている
場合を例にとりましょう！


あなたがお金を稼ぐこと仕事だ！
とにかく儲けることが全てだ！


これが働く目的であると考える場合は、
躊躇なくやりたいことよりも、
世の中のためよりも、
儲かるビジネスに着手するでしょう。


実際、稼ぎやすいビジネス
というのはありますしね。

もしくは、詐欺のようなビジネスを
している人たちにとっての働く目的は、
ひたすら「お金」な訳です。


誤解を恐れずにお伝えすると、
あなたがとにかくお金に執着がある人で、
「働く目的こそ金だ」というのが
心底理解できるのであれば、
実はその発想でお金持ちに
なれる可能性は高いです。


しかし、意外と本当にお金に執着が
強い人はそこまで多くはありません。


とはいえ、不思議なものでお金だけ
をひたすら追いかけ続けて、
本当に幸せなお金持ちに
なっている人って意外に少ないものです。


例えば、一時儲けたとしても、
別の事業ではコケたり、
あるいは騙されたりして、
結局は破産したり一文無し
になってしまうケースは多いのです。


もしくは、お金を手にしたとしても、
働く目的が不明確なままのビジネスで
手にしてしまった財産は、
罪悪感に苛まれ、その後の幸せな
人生を送ることができません。


そんなこんなで、やはりしっかりとした
働く目的を持ちましょうね、
というのが今回の結論です（笑）


なので、今回はわたし自身がどう
考えているかをご紹介します。


これは本当に自分自身の場合は、
過去から遡って考えましたし、
モチベーション高く働いている
様々な成功者を研究して、
見えてきた答えになります。



さて、ではわたしが考えているのは、
以下の７つです。

１．社会に自分の存在意義を示すため

２．社会や目の前のお客様にしっかりと価値を届けるため

３．自分自身を自己成長させていくため

４．仕事の中でしか得ることの出来ない感動を得るため

５．仲間と力を合わせて、チームで成し遂げる感動を得るため

６．生活の基盤を支え、さらには生活の質を向上させるため

７．世の中をよりよくするため


一つ一つご説明しますね。

１．社会に自分の存在意義を示すため

自分自身が社会と繋がっている感
というのは非常に大切なことです。


よく、専業主婦になった女性が
異様に働きたくなることがよく
あると言われていますが、
これの多くは社会と隔離される
孤独感が起因しています。


仕事において、お客様に感謝
されたり、何かを成し遂げる
ことによって、自分自身が
社会に役立っている感と
いうのは、働く意義として
非常に大事な要素です。

男性で成功したい人の多くは、
根源的な目的は「承認欲求」
という言葉で表されるように、
ここにある人が多いように感じます。


２．社会や目の前のお客様にしっかりと価値を届けるため

そもそも仕事とは何か？
から考えるべきかもしれません。
仕事というのは、社会や世の中、
もしくは個々人のお困りごと、
足りないことを解決することなんです。


例えば、わたしのコンサルティング
という仕事は分かりやすいでしょう。

企業であれば、人材育成、採用、
売上アップなどは永遠の課題で、
それらを解決したくて大体わたし
の所にコンサルティングのご依頼を頂きます。


個人向けには、起業家育成をしています。

それも今は会社が個人を守ってくれない
ことや、副業・起業が推進されています。

しかしながら、実際のところどのようにして
起業するかなどを知らない人があまりに
多いことがこの仕事をしている一つの理由です。


本当に自分の発想だけでやっている
人はことごとく上手くいきませんからね。汗


このように、お困りごとや課題の
解決をするために仕事は存在するのです。


社会も誰も何も困ってなければ、
そもそも仕事なんて必要ないわけです。


ちなみに、これは会社員でも同じです。

あなたが働いている企業は、必ずお客様や
社会の課題を解決するためにビジネスを
しているはずなんです。

その価値を提供していく過程で、
受付や事務、もしくは営業という
立場が足りないから、あなたが
採用されているのです。


ただし、最近ではAIなどにより、
それらの必要性が少しずつなく
なってきているのは、企業がそれらに
困らなくなってきたとも言えるでしょう。


３．自分自身を自己成長させていくため

これは分かりやすいですね。

仕事は他の何よりも、
自分を最も成長させてくれます。

また、仕事を通じて生きるための
考え方、人間関係など、深いところ
まで勝手に習得することができます。

厳しい仕事ほど、それを感じる
ことができるのです。


なので、あなたがもし今の仕事で
成長を感じられないのであれば、
その仕事をそろそろ変えるとき
なのかもしれませんね。

わたし自身、元々はかなりの
イジラレキャラで、本当に
どうしようもない人間でした。

しかし、仕事のおかげで一気に成長でき、
周りから認められるようになったこと
は今でも感慨深い気持ちになります。


４．仕事の中でしか得ることの出来ない感動を得るため
５．仲間と力を合わせて、チームで成し遂げる感動を得るため

４と５は一緒にご説明しますね。

仕事の凄いところは、価値を与えて、
お客様の課題を解決しお金がもらえる
だけでなく、感動までできることでしょう。


感動というのは、実は一人でやり遂げても
そんなに強く感じることはできません。


実は自分の信頼できる上司やパートナー、
同僚、取引先など仲間を巻き込んで起きます。

わたしは前職で専門学校の教職員を
していた時、あらゆる行事がありました。


その行事を準備から何まで大変ですが、
最後には本当に号泣ものなんです。

この時に、仕事とは仲間やチームと感動を
共有するものなんだと気づかされました。

だから、前職の同僚は会社員
ではあっても、皆顔がイキイキ
していたし、仕事に情熱を注いでいました。

わたしはたまたま仲間と感動を
共有しやすい仕事についていたので
ラッキーでしたが、あなたも考え方
次第で今の仕事に感動を覚えることはできます。


６．生活の基盤を支え、生活の質を向上させるため

いよいよ、生活という根本的
なところに来ましたね（笑）

実はお金のためとか生活のためは大事です。

わたしの場合、子供も小さいので
生活費ももちろん結構かかるし、
教育には相当なお金をかけてでも
良いものを受けさせたいと考えています。

しかし、それが目的になると
仕事がおかしいことになるのです。

だって、
「誰もわたしがお金持ちになるため」
にわたしにお金を支払って、サービスを
受けるわけではありませんよね。


お金を支払うのはお客様であって、
そのお客様はわたしのためではなく
自分のためにお金を支払っているんですね。

ここが重要です。


生活のための仕事になると
苦しくなりやすいです。

よく考えてみてください。

お金をもらうための仕事と
いうのは、こういうことです。

お客様はお金をお客様自身の
ために支払っているはずなのに、
お金を受け取っている自分は
自分自身のためにもらっている・・・

ちょっと変な感じしますよね？


そうなると、酷い罪悪感に苛まれて、
結果的に仕事に活力が出せなくなるのです。

じゃあ、お金を稼いではいけないのか？

そうでもないのです。

ちゃんと、お金をもらいながら
しっかりと価値提供していく
発想が大事で、どういう順番で
考えるかということなのです。


７．世の中をよりよくするため

これは言わずもがなでしょう。

仕事の究極は規模の大きさに限らず、
日本を変えることであり、
世界を変えることです。


あなたが目の前の人の助けた結果として
成り立つのがビジネスではありますが、
それが連鎖していくと凄いことに
なる気がしません？


それをイメージしながら仕事に
取り組むだけでもっともっと
色々な気づきが生まれるのではないかと思います。


さて、いかがでしたか？

仕事の目的。

これは基本的なことだし、誰もが
分かってはいるけど、ちゃんとは
理解していない人が多いような気がします。


しかし、これが明確かどうかだけで
仕事の質が変わり、収入そのものも、
得るお金の質、そしてあなたの
成長度合いも全てが変わります。


ぜひ、一つ大事なこととして意識
してみてもらいたいと思います。