仕事柄、多くの方と転職に向けた面談をさせて頂いています。
その中で「今日はどのようなご相談ですか？」と聞くと、
「転職したいので求人情報を教えてください」
と即答される方をよくお見受けします。

転職者の方はこの会話に違和感を感じない人がほとんどかと思います。
違和感を感じなかった方はぜひこのブログを読まれてみてください。


たまにボランティアで就職活動中の学生さんたちとも面談をさせて頂いています。
最近は就職活動前、1回生、2回生、3回生の方との面談の機会も増えています。

自分のような人間に相談に来られる学生の方々はとても意欲的で、
自分が同年代だった頃と比べても極めて優秀な人たちばかりです。

そんな将来有望な皆様ですが、
「やりたいことがわからないです」
「自己分析のやり方を教えてください」
というご相談が非常に多いです。

そんな学生さんたちにいつも断言していることがあります。
「今すぐ自己分析はやめましょう」

誤解を招くかもしれませんが、
やりたいことを見つけることも、
自分のことを理解することも、
どちらもとても大切なことです。

だからこそ、
やりたいことも見つからない、
自分のことも理解できない、
「自己分析」という手法を辞めてもらっています。

大学のキャリアセンターの人たちも、親御さんたちも、
みんな自己分析をしなさい、っていうのになんで？
と違和感を感じた方はぜひこのブログを読まれてみてください。


このブログを最後までご覧いただけると、
今まで知らなかった転職（就職）の裏側に気づいて頂けるかと思います。

人生を左右する大きな決断であるはずの転職（就職）活動で、
知らないがゆえに自分の人生を豊かにできないでいる方を、
一人でも多く幸せにできるきっかけになれればと思います。

違和感の正体はいきなり答えを伝えてしまうことで間違った解釈でお伝え
してしまうリスクもあるため、
予備情報も含めて様々な内容を書き進めていく中で
段階を踏んで適切にご理解頂けるように努めて参ります。