今の日本は転職自体は
簡単にできる時代ではあります。

「売り手市場」と言われる極めて好景気な状態です。

メディアの情報操作によってひょっとすると
あまり好景気という実感はないかもしれませんが、
転職活動と密接に関わる指標数値である、
「有効求人倍率」は1.63倍（2018年7月度）で、
求職者1人に対して1.6件の求人がある状態です。

これは32歳以下の方も噂程度に聞いたことはあると思いますが、
あの「バブル期」以上の高い水準です。

【バブル期の伝説のような本当のお話】
・企業が優秀な学生に数十万円単位の接待をする（食事や風俗など）
・業界研究？会社研究？そんなのいらない、ほっておいても企業から声がかかる
・会社説明会に参加するだけで1万円もらえる
・内定式はワイハ～で
などなど、今では考えられないような状況でした。

逆に景気が悪い時との比較だと、32､3歳くらいの方が直撃を受けた
リーマンショック後の有効求人倍率は0.45なので、
大きな差があります。

この時期は内定取り消しだなんだと、連日ニュースになっていましたね。

数字の差から受ける印象以上に転職活動の状況は激変するので、
あまりイメージが沸きづらいかもしれませんが、
何せ今転職市場は「超売り手市場である」
ということです。

ご参考までに、、、

有効求人倍率が過去と同水準でもそれ以外の状況が
違うため一概に良い悪いは言い切れません。

現実にはバブル期に戦略のない採用をして後悔している人たちが、
今は採用戦略の責任者クラスになられているので、
選考基準自体はバブル期と比べると非常にシビアな状況ではあります、
ということを補足させて頂きます。

次回は、連休明けになりますが、「転職者」のいまむかしというテーマで、
大切なことをお伝えしていきます。