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2018年12月6日 12:50
転職者の「いま」「むかし」
前回は「転職」の現状を説明させて頂いたのですが、
今回は「転職者」の現状をお伝えします。
前回、お伝えした通り今は超売り手市場のため求人サイトを見たり、
転職エージェントに相談すれば、
たくさんの求人情報にたどり着くことができて、
内定を取ることも比較的簡単で、
32歳以下であれば複数社から内定を得ることも比較的容易です。
この「簡単」にできてしまうということが一つの原因となって、
転職を通して人生を知らず知らずのうちに棒に振っていらっしゃる方を
多くお見受けします。
調査によると半数近くの方が、
「1社目に内定が出た会社」
に入社されています。
転職活動は、精神的にも、肉体的にも負担がかかる作業なので、
気持ちはよくわかるのですが、
本当にそれで未来の幸せにつながっているのでしょうか。
転職のプロとして日々感じていることは、
日本はまだまだ「転職」ということに対して、
根強く否定的な感情があるということです。
いまだに多くの大手企業では、
「転職回数」
を足切り基準にして書類選考でふるいにかけています。
これはあくまで私感で、統計データもないものではありますが、
「転職された方の9割以上は失敗されている」
と感じています。
あえて統計データ的な根拠もお伝えできるとすると、
・日本人は約50%の人が転職経験がある
(逆説的に言うと、新卒で入った会社で勤め上げる方が
未だに半分もいらっしゃるということです)
・日本では年間15%の人が会社を辞めている
(調査によって数字の前後はありますが、
ここでは離職率と入職率をもとにしています)
ということは国などの調査データでも明らかになっています。
この2つのデータから読み取れることは、
・100人のうち、50人が人生で1回以上転職をしている
・50人のうち、毎年15人(100人の15%)ほどが転職している
ということです。
ようするに一度転職をした方は、平均の定着年数が3年ほどということが
言える統計データです。
3年という数字が短いか長いかは価値観もあるかもしれませんが、
私は極めて短いと感じています。
20代で3年で仕事を変えることは今の日本では
それほどリスクはないのですが、
30代後半以降そのペースで転職をすることは、
極めてリスクが高いです。
時間も労力も浪費して転職できた会社を、
また辞めてしまうこと、
それもネガティブな理由で辞めてしまうことを、
私は「失敗されている」と捉えています。
もちろん、例外的にポジティブな理由で転職をされる方もいらっしゃるので、
私が面談をさせていただく方は基本的にはポジティブな理由での転職を
していただけるようにお伝えしています。
これは明確に言えることですが、
転職理由が「ポジティブ」「ネガティブ」という違いが、
ご入社後の定着率&満足度にダイレクトに反映されているためです。
そのため、転職エージェントとしては私は極めて珍しい部類ですが、
「転職したい」というご相談に対して、
「今は転職されない方がいいです」とはっきりと伝えさせて頂いています。
何が極めて珍しいの?
と感じられたかもしれないので、次回は転職に仕組みについて
説明させてもらいながら、珍しい理由をお伝えします。
*正確には次回は「余談 最近の若いものは、、、」をはさむので、
次々回に説明します。
今回は「転職者」の現状をお伝えします。
前回、お伝えした通り今は超売り手市場のため求人サイトを見たり、
転職エージェントに相談すれば、
たくさんの求人情報にたどり着くことができて、
内定を取ることも比較的簡単で、
32歳以下であれば複数社から内定を得ることも比較的容易です。
この「簡単」にできてしまうということが一つの原因となって、
転職を通して人生を知らず知らずのうちに棒に振っていらっしゃる方を
多くお見受けします。
調査によると半数近くの方が、
「1社目に内定が出た会社」
に入社されています。
転職活動は、精神的にも、肉体的にも負担がかかる作業なので、
気持ちはよくわかるのですが、
本当にそれで未来の幸せにつながっているのでしょうか。
転職のプロとして日々感じていることは、
日本はまだまだ「転職」ということに対して、
根強く否定的な感情があるということです。
いまだに多くの大手企業では、
「転職回数」
を足切り基準にして書類選考でふるいにかけています。
これはあくまで私感で、統計データもないものではありますが、
「転職された方の9割以上は失敗されている」
と感じています。
あえて統計データ的な根拠もお伝えできるとすると、
・日本人は約50%の人が転職経験がある
(逆説的に言うと、新卒で入った会社で勤め上げる方が
未だに半分もいらっしゃるということです)
・日本では年間15%の人が会社を辞めている
(調査によって数字の前後はありますが、
ここでは離職率と入職率をもとにしています)
ということは国などの調査データでも明らかになっています。
この2つのデータから読み取れることは、
・100人のうち、50人が人生で1回以上転職をしている
・50人のうち、毎年15人(100人の15%)ほどが転職している
ということです。
ようするに一度転職をした方は、平均の定着年数が3年ほどということが
言える統計データです。
3年という数字が短いか長いかは価値観もあるかもしれませんが、
私は極めて短いと感じています。
20代で3年で仕事を変えることは今の日本では
それほどリスクはないのですが、
30代後半以降そのペースで転職をすることは、
極めてリスクが高いです。
時間も労力も浪費して転職できた会社を、
また辞めてしまうこと、
それもネガティブな理由で辞めてしまうことを、
私は「失敗されている」と捉えています。
もちろん、例外的にポジティブな理由で転職をされる方もいらっしゃるので、
私が面談をさせていただく方は基本的にはポジティブな理由での転職を
していただけるようにお伝えしています。
これは明確に言えることですが、
転職理由が「ポジティブ」「ネガティブ」という違いが、
ご入社後の定着率&満足度にダイレクトに反映されているためです。
そのため、転職エージェントとしては私は極めて珍しい部類ですが、
「転職したい」というご相談に対して、
「今は転職されない方がいいです」とはっきりと伝えさせて頂いています。
何が極めて珍しいの?
と感じられたかもしれないので、次回は転職に仕組みについて
説明させてもらいながら、珍しい理由をお伝えします。
*正確には次回は「余談 最近の若いものは、、、」をはさむので、
次々回に説明します。
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