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2019年12月7日 06:44
慣れてきたときにこそ、 問題は発生する
こんにちは。
潜在意識に働きかけて生産性を4倍にする
人財育成コーチの森泰造です。
今日お伝えしたいことは、
「慣れてきたときにこそ、
問題は発生しやすい」ということです。
車の交通事故でも、
多いのは免許を取って運転に慣れてきた頃、
とよく言われます。
車の運転について、
多くの人は免許取りたての頃、
事故を起こしてはいけないと
緊張感を持ち、運転も慎重になります。
これは、
まだ運転に自信が持てないから
「ひょっとしたら○○かもしれない」
と不安になるからこそ、
危険を予測して慎重に運転するのです。
慎重に運転するから、
本人の運転技術の未熟さ以外で
事故に巻き込まれる可能性は、
極めて低くなります。
でも運転に慣れてくると心にスキが生まれ、
「大丈夫だろう」といった気持で、
歩行者が出てくるかもしれないといった
予測運転をしなくなる傾向になる方が
少なくありません。
事故はそんな心のスキが
生まれたときに発生しています。
これは、チームの運営も同じです。
私のところに相談に来られたMさん。
10人のチームを率いる
サービス業のマネージャーです。
チーム運営が思うようにいかず、
ストレスを抱えていたMさん。
私とのセッションを重ねるうちに、
自分と向き合い、
正直な自分に焦点を合わせて、
相手を受け入れ、
自ら行動することで
信頼関係が築けるようになられました。
そのおかげで、
それまでMさんに不平不満をぶつけたり、
Mさんの指示があって
ようやく動き出す感じだった部下達が、
笑顔が増えて活発な意見を交わすようになり、
理想的なチームに近づいてきたと
話してくれていました。
「もう大丈夫です」と
私にも言ってくれたのですが、
その一か月後お会いすると、
「最近部下がまた、私に不満を言ってくるようになったのです」
とのこと。
「うまく行っていた時は、Mさんはどんな行動をよくとっていましたか?」
と私が質問すると、
「部下の様子を観察して、大変そうだったら声をかけていました」
との返答。
「今はどうなんでしょうか? 行動量はそのころと比べてどうですか?」
とさらに質問すると、
「あ!」
とMさんは声を上げました。
Mさんは、
以前自分が意識して部下を観察し、
声をかけていたのに、
今はしていないことに気が付かれたのです。
「森さん、私は不満を言わなくなった部下が、再び言うようになったので、この部下はやっぱしダメなんだって思い込んでいました。
私自身に目が向けられていなかったからなんだと言われて気が付きました」
Mさんは、
意識して自らの行動を変えて
チームの雰囲気を良くしたのに、
習慣になる前に
「もう大丈夫」と自分で解釈して、
部下への働きかけを
止めてしまったのですね。
Mさん自身の、
部下に声をかける行動で
結果を変えたわけですから、
行動量が減ればその分成果も下がります。
行動を止めるのではなく、
継続して習慣にするところまで
意識できていれば、
このような結果には至らなかったでしょう。
それがわかったとたんに、
曇っていたMさんの表情も明るくなり、
改めて、常に自分と向き合うことの大切さを
感じておられました。
人は何かにチャレンジして
「できた」と思ったときに、
ふと安心してしまうものです。
自分では気がつきにくいこともありますから、
日頃から行動へのフィードバックが
もらえる環境は大切にしたいですね。
あなたは、
もう大丈夫と思った矢先に
足元をすくわれたことはありませんか?
潜在意識に働きかけて生産性を4倍にする
人財育成コーチの森泰造です。
今日お伝えしたいことは、
「慣れてきたときにこそ、
問題は発生しやすい」ということです。
車の交通事故でも、
多いのは免許を取って運転に慣れてきた頃、
とよく言われます。
車の運転について、
多くの人は免許取りたての頃、
事故を起こしてはいけないと
緊張感を持ち、運転も慎重になります。
これは、
まだ運転に自信が持てないから
「ひょっとしたら○○かもしれない」
と不安になるからこそ、
危険を予測して慎重に運転するのです。
慎重に運転するから、
本人の運転技術の未熟さ以外で
事故に巻き込まれる可能性は、
極めて低くなります。
でも運転に慣れてくると心にスキが生まれ、
「大丈夫だろう」といった気持で、
歩行者が出てくるかもしれないといった
予測運転をしなくなる傾向になる方が
少なくありません。
事故はそんな心のスキが
生まれたときに発生しています。
これは、チームの運営も同じです。
私のところに相談に来られたMさん。
10人のチームを率いる
サービス業のマネージャーです。
チーム運営が思うようにいかず、
ストレスを抱えていたMさん。
私とのセッションを重ねるうちに、
自分と向き合い、
正直な自分に焦点を合わせて、
相手を受け入れ、
自ら行動することで
信頼関係が築けるようになられました。
そのおかげで、
それまでMさんに不平不満をぶつけたり、
Mさんの指示があって
ようやく動き出す感じだった部下達が、
笑顔が増えて活発な意見を交わすようになり、
理想的なチームに近づいてきたと
話してくれていました。
「もう大丈夫です」と
私にも言ってくれたのですが、
その一か月後お会いすると、
「最近部下がまた、私に不満を言ってくるようになったのです」
とのこと。
「うまく行っていた時は、Mさんはどんな行動をよくとっていましたか?」
と私が質問すると、
「部下の様子を観察して、大変そうだったら声をかけていました」
との返答。
「今はどうなんでしょうか? 行動量はそのころと比べてどうですか?」
とさらに質問すると、
「あ!」
とMさんは声を上げました。
Mさんは、
以前自分が意識して部下を観察し、
声をかけていたのに、
今はしていないことに気が付かれたのです。
「森さん、私は不満を言わなくなった部下が、再び言うようになったので、この部下はやっぱしダメなんだって思い込んでいました。
私自身に目が向けられていなかったからなんだと言われて気が付きました」
Mさんは、
意識して自らの行動を変えて
チームの雰囲気を良くしたのに、
習慣になる前に
「もう大丈夫」と自分で解釈して、
部下への働きかけを
止めてしまったのですね。
Mさん自身の、
部下に声をかける行動で
結果を変えたわけですから、
行動量が減ればその分成果も下がります。
行動を止めるのではなく、
継続して習慣にするところまで
意識できていれば、
このような結果には至らなかったでしょう。
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改めて、常に自分と向き合うことの大切さを
感じておられました。
人は何かにチャレンジして
「できた」と思ったときに、
ふと安心してしまうものです。
自分では気がつきにくいこともありますから、
日頃から行動へのフィードバックが
もらえる環境は大切にしたいですね。
あなたは、
もう大丈夫と思った矢先に
足元をすくわれたことはありませんか?
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