前回の続きです。

採用担当者から見てハローワークは、
・求人掲載できる情報に限りがある
・採用ターゲットを明確化しづらい
という2つのデメリットがあるとお伝えしました。

これは私も採用担当者として利用した経験があるのですが、
「こだわって自社にマッチングする方を採用したい」
という想いが強い企業にとっては大きなデメリットです。

ハローワーク所定のフォーマットでは、
ほぼほぼ定量的な情報（勤務地とか年収、勤務時間など）しか
記載するスペースがなく、
働く上で大切な定性的な情報を書くスペースが、
ほぼほぼないことがその要因です。

だもんで、自分が利用したときは、
備考欄まで最大限活用して、
少しでも多くのことを伝える工夫をしたもんです。

ただし、
このデメリットはあくまで
「人財にこだわりを持って採用をしている会社」
に限って言えるデメリットのため、
「人財にこだわりがない会社」
にはあまりデメリットにはなりません。

こだわりがない会社＝人を大切にしない会社、
とも言えます。

ではハローワークの求人すべてがそのように、
人を大切にしない会社ばかりか、
というとそうではなく例外的な良い企業の求人もあります。

それを見抜く方法は簡単で、
「自由記述欄」と「備考欄」の活用方法を
参考にされてみてください。

書く必要がない欄に、
どれだけ熱量と手間も労力もかけて、
情報を伝えようとしているか、
それがすべてわかると思います。

他にもご注意頂きたい点はあるのですが、
ブログでは書きづらいので個別にご相談ください。

次回は「求人広告の裏側」についてお伝えします。