今日は求人広告の裏側のお話です。

今回もまずはお金のお話から切り込んでいきます。

求人広告の媒体は新聞、雑誌、求人誌など色々とあるのですが、
今回はこのブログの読者の方にとって最も主流だと思われる、
インターネット上の求人広告、
いわゆる求人サイトのお話をさせて頂きます。

求人サイトに中途採用（正社員）の求人を掲載しようと思うと、
大手のサイトで数十万円～100万円程度が相場かと思います。

（ある業界に絞ったサイトなどではもう少しお安いものも
出てきています）

あまり認識されていない方が多いと思うのですが、
採用担当者の方も営業職のようにノルマがあります。

「○○月○○日までに○○職を○○人採用してきなさい」
という形です。

同じ数的なノルマでも営業職と違うことは、
採用担当者の方は、
「お金を使ってそのノルマを達成する」
という点です。

ようするに、
「○○万円を使って、○○月○○日までに○○人採用してきなさい」
というようなミッションを与えらるということです。

（ちなみに、、、、
「お金は使わずに、○○月○○日までに○○人採用してきなさい」
というミッションもあるので、
こういう場合はハローワークを積極的に使うことになります）

このようなミッションのもと、
みなさまは採用担当者さんと出会っている、
ということを念頭において頂ければと思っています。

どうしても転職活動をされているお立場からは、
ご自身のことばかり目を向けがちですが、
本当に大切なことは「相手」のことに目を向けた上で、
どうご自身の魅力を伝えられるか、
ということです。

偉そうにそんなことを言っている私自身も、
20代半ばで初めて転職活動をした際は、
自分のことにばかり目を向けていました。
（正確には相手のことに目を向けられている「つもり」でした。）

その反省も踏まえて、
次回はもう少し求人広告の裏側について、
お話をさせていただきます。