皆様こんばんわ。
企業参謀の、長山宏です。
今月は顧客戦略について考えてみたいと思います。
第一回目は一刀両断として、多くの経営者が恐れから決められずにいる顧客の絞り込みに関してです。

題して「顧客は絞り込まなければ皆に迷惑をかけてしまう」です。

多くの経営者は来た仕事は全て受ける事を基本としてしまっています。
顧客を絞るという発想はそもそもありませんし、断るなどは考えられません。

なぜなら一度断ったら二度と来ないとかこの仕事を逃したら利益が無くなる！
とマイナスの側面をどうしても考えてしまうからでしょう。

私はいつも「顧客は絞り込まなければいけない」と言っています。
自分の顧客を決め、それ以外は顧客ではないので、近寄ってこない環境や条件を作るのが正しいのです。
なぜなら絞り込むことで、業務が同じことの繰り返しになり、社員が早く育ち、サービスの質も高くなります。それにより社員にとっても顧客にとっても良いことずくめです。

先月はドメインについて考えましたが、今月の顧客はドメインを決めたうえで、
そのドメインの中で一定の条件を持った「顧客を選ぼう」という話です。

私は「お金を払ってでも欲しい」とウィン・ウィンあるいは当たり前のギブアンドテイク
の感覚を持っている方が顧客予備軍だと考えています。
そのうえで一定のニーズ特性を持っている人や会社を顧客として絞り込み、特にサービスに特徴を持たせて、絞り込んだ顧客に貢献するのが商売だと考えます。

最高のサービスを提供できるよう、今一度、自分の顧客とはどんなか考えてみましょう！