皆様こんばんは。
企業参謀の、長山宏です。
今回は商品開発に関する経営問答です。
商品は会社に価値を具現化してくれますので、如何に設計するかがとても大事です。
商品開発担当者からの質問ですが、これはどの会社にも当てはまります。

商品は顧客の困りごとを解決する機能を持たせる必要があります。
そのために以下のポイントを押さえている必要があります。

1.使い方が分かりやすい
良く取扱説明書で分かりづらいものがありますが、これではいけません。

2.使いやすい
手間がかからず、使う人に負担やストレスがかからないこと。

3.壊れにくい
すぐに壊れては困ります。

4.安全である
入手、使用、廃棄すべてのプロセスにおいて安全の確保が必要です。

これらのポイントを押さえるためには、使用者の全プロセスを観察しながら考えられるストレスを全て潰していく作業が必要です。

大企業の開発担当者は顧客に張り付いて行動を観察しながら必要な機能を仮説検証しながら決めていきます。

中小企業は社長の勘でそれを決めるケースが殆どです。
天才ゆえに素晴らしい閃きで良い商品が出来るのでしょうが、閃きはそうは続きません。
大企業を見習い地道な作業で商品開発作業を行い、素晴らしい商品を開発しましょう！

顧客を観察し、顧客の立場に立つことを心がけましょう！