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2019年12月13日 07:43
良くしてあげた相手の反応に、 腹を立てることはありませんか?
こんにちは。
潜在意識に働きかけて生産性を4倍にする
人財育成コーチの森泰造です。
あなたは誰かに親切にしたり、
よくしてあげた時、
見返りを求める人ですか?
それとも求めない人ですか?
「私は求めない」と答える人は、
多いと思います。
しかし、無自覚に見返りを求める人は
少なくありません。
「○○してあげたのに……」
といった言葉が出てくるときは要注意。
これは条件付きの好意ですので、
見返りを期待しているということです。
先日私のところに相談に来られたYさん。
チームで仕事をされていますが、
その中の一人の男性と
うまく人間関係が築けていません。
Yさんの相談は
「私が彼のために何かサポートをしても、
お礼も言わないので、
一緒にいたくないんです。
でも一緒に仕事を進めないといけないので、
何とかしたいのです。
期待を裏切られると自分がへこむから、
最近は私から何も言えません。
彼をどうしたらいいですか?」
でした。
○○さんのために××したのに……、
と言うのは、
自分の期待した反応が
得られなかったからです。
自分の思い通りの反応が得られないと、
腹が立ったり、ストレスを感じるのは、
「相手の反応ありき」でやっているから。
自分がしてあげたことに対し、
相手の反応が良ければ納得し、
相手の反応が悪ければ腹が立つ。
相手の反応で自分の感情が決まるのです。
これは、主体性を失っている状態。
見返りを求めてよくしてあげるから、
見返りが来なかったときに
ネガティブな感情を生み出しています。
「見返りがあったら」という
条件付きの好意で接しているんですね。
条件付きの愛情は、
一見自分に厳しい、
真面目な方によく見られます。
「○○できない自分はまだまだだ」
「○○しないと一人前ではない」
と、自分にハードルを課すタイプの人。
条件を満たさないと、
自分にOKが出せないタイプです。
Yさんもそういう方でした。
人一倍真面目でがんばり屋さんですが、
何をやっても自分にOKが出せない。
だから他人に対しても、
何かを満たさない限りOKが出せない。
Yさんの過去を聴いていくと、
親御さんが厳しかったようでした。
「○○でなければあなたはだめよ」
「△△ができたら何か買ってあげる」
といった言葉を、
繰り返し言われたことを覚えているそうです。
これが繰り返されると、
条件を満たさない限り
自分はダメな人間だといった思考が、
刷り込まれてしまいます。
この思考を持っていると、
何か仕事で求められると、
100%の答えを出そうと必死になります。
一見、行動しているようで
よさそうに見えますが、
本人の中ではダメ出しをされることが
怖れとなってしまい、
何をやるにしても緊張感から抜け出せません。
自分にダメだしする人は、
他人にもダメ出しをしてしまいます。
脳は主語を見分けられないからです。
こうした場合は、
相手をどうするかを考えるより、
自分をいかに許すかを考えたほうが、
根本的な解決につながります。
まずは「どんな自分でもOK」と、
自分に許しを出せるようになること。
知らず知らずのうちに
自分を責めていますので、
まずは自分が
ネガティブな感情になったときに、
そんな自分に気付くよう意識してもらいます。
そして意識の向いている方向を、
自分の欲しい状態に向けることが大切。
そのためのトレーニングの手法も
お伝えしました。
Yさん本人も、
条件付きの好意で接していたことが
腹落ちされたようで、
すっきりした表情をされていました。
男女や親子、ペットに関してもそうですが、
好意を持って接したり、
愛情をかけるということは、
本来主体的な行動であって
相手がどんな反応をしようと
同じ気持ちで接し続けるものです。
損得勘定が渦巻く社会では、
なかなか難しいことかもしれませんが、
相手の反応で自分の状態が決まる
「条件付きの好意や愛情」をかけるのか、
それとも相手の反応に関わらず
主体的でいられる「無償の好意や愛情」を
かける自分でいたいのか、
選択するのはあなた次第ということです。
選択するには
今の自分がどちらなのか
まずは自覚するところからスタートですね。
あなたは、
良くしてあげた相手の反応に
腹を立てることはありませんか?
潜在意識に働きかけて生産性を4倍にする
人財育成コーチの森泰造です。
あなたは誰かに親切にしたり、
よくしてあげた時、
見返りを求める人ですか?
それとも求めない人ですか?
「私は求めない」と答える人は、
多いと思います。
しかし、無自覚に見返りを求める人は
少なくありません。
「○○してあげたのに……」
といった言葉が出てくるときは要注意。
これは条件付きの好意ですので、
見返りを期待しているということです。
先日私のところに相談に来られたYさん。
チームで仕事をされていますが、
その中の一人の男性と
うまく人間関係が築けていません。
Yさんの相談は
「私が彼のために何かサポートをしても、
お礼も言わないので、
一緒にいたくないんです。
でも一緒に仕事を進めないといけないので、
何とかしたいのです。
期待を裏切られると自分がへこむから、
最近は私から何も言えません。
彼をどうしたらいいですか?」
でした。
○○さんのために××したのに……、
と言うのは、
自分の期待した反応が
得られなかったからです。
自分の思い通りの反応が得られないと、
腹が立ったり、ストレスを感じるのは、
「相手の反応ありき」でやっているから。
自分がしてあげたことに対し、
相手の反応が良ければ納得し、
相手の反応が悪ければ腹が立つ。
相手の反応で自分の感情が決まるのです。
これは、主体性を失っている状態。
見返りを求めてよくしてあげるから、
見返りが来なかったときに
ネガティブな感情を生み出しています。
「見返りがあったら」という
条件付きの好意で接しているんですね。
条件付きの愛情は、
一見自分に厳しい、
真面目な方によく見られます。
「○○できない自分はまだまだだ」
「○○しないと一人前ではない」
と、自分にハードルを課すタイプの人。
条件を満たさないと、
自分にOKが出せないタイプです。
Yさんもそういう方でした。
人一倍真面目でがんばり屋さんですが、
何をやっても自分にOKが出せない。
だから他人に対しても、
何かを満たさない限りOKが出せない。
Yさんの過去を聴いていくと、
親御さんが厳しかったようでした。
「○○でなければあなたはだめよ」
「△△ができたら何か買ってあげる」
といった言葉を、
繰り返し言われたことを覚えているそうです。
これが繰り返されると、
条件を満たさない限り
自分はダメな人間だといった思考が、
刷り込まれてしまいます。
この思考を持っていると、
何か仕事で求められると、
100%の答えを出そうと必死になります。
一見、行動しているようで
よさそうに見えますが、
本人の中ではダメ出しをされることが
怖れとなってしまい、
何をやるにしても緊張感から抜け出せません。
自分にダメだしする人は、
他人にもダメ出しをしてしまいます。
脳は主語を見分けられないからです。
こうした場合は、
相手をどうするかを考えるより、
自分をいかに許すかを考えたほうが、
根本的な解決につながります。
まずは「どんな自分でもOK」と、
自分に許しを出せるようになること。
知らず知らずのうちに
自分を責めていますので、
まずは自分が
ネガティブな感情になったときに、
そんな自分に気付くよう意識してもらいます。
そして意識の向いている方向を、
自分の欲しい状態に向けることが大切。
そのためのトレーニングの手法も
お伝えしました。
Yさん本人も、
条件付きの好意で接していたことが
腹落ちされたようで、
すっきりした表情をされていました。
男女や親子、ペットに関してもそうですが、
好意を持って接したり、
愛情をかけるということは、
本来主体的な行動であって
相手がどんな反応をしようと
同じ気持ちで接し続けるものです。
損得勘定が渦巻く社会では、
なかなか難しいことかもしれませんが、
相手の反応で自分の状態が決まる
「条件付きの好意や愛情」をかけるのか、
それとも相手の反応に関わらず
主体的でいられる「無償の好意や愛情」を
かける自分でいたいのか、
選択するのはあなた次第ということです。
選択するには
今の自分がどちらなのか
まずは自覚するところからスタートですね。
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