皆様こんばんは。
企業参謀の長山宏です。

今回は部長に関する経営問答をお送りします。
これは多くの会社から寄せられる問題です。
なんとか課長は育てられても部長はどうしても育てられない。
現場を離して「事業部を束ねてくれ」と依頼すると潰れてしまう人が多いのです。
この悩みは多くの会社から寄せられています。

部門の責任を負うことは能力として「次元転換能力」が要求されます。
部門間、会社間、上下間の価値観や目標が違う人たちを共通目的に向かってWin-Win
になるように調整する必要があるのです。

そのためにはフィロソフィーで調整を行う必要がありますので、フィロソフィーを各立場で活用するにはどうすれば良いかがわかる必要がありますし、対立構造に対して一次元上の立場になってWin-Winになる点を見いだせなければいけないのです。

それが出来るには自分を客観視出来て相手の立場になり相手に感情移入出来る必要があります。
そして「何が正しいか」を考えてその視点でフィロソフィーを物差しとして調整業務を行うのです。

つまり利己ではとても行けない境涯です。

客観的で公平公正で「何が正しいか」で判断できる必要があります。
貴社ではこのような部長を育てられますか？

それにはまず社長が部長業を出来なければ行けません。

部長業を習得しましょう。
そうすれば活路が見いだせます！