皆様こんばんわ。
企業参謀の、長山宏です。
今回はGW中の５月第一回目として、経営で最重要ともいえる、ドメインの問題を扱います。今月は４回にわたりドメインについて議論します。
一回目は、一刀両断シリーズ「ドメイン発想が無い経営者はやるべきことをやっていない！」です。

経営は社会と顧客と社員の問題解決です。それぞれの領域の問題を「商品」を通して解決するのです。
その過程で会社が社会貢献、顧客貢献、社員貢献を関係者と協力しながら成し遂げていく。
その過程で成長していくことが必要不可欠です。
ここに「成長できるか？貢献できるか？」が問われます。

アドラーが言うように、人間は本来、誰でも何にでもなれる存在だと思います。しかし防衛本能から
「傷つきたくない、失敗したくない、低能と思われたくない」と、どうしても逃避行動に引っ張られます。

それを押して行動して結果を出せるには、防衛本能を上回る誘引（やりたい気持ち）を作る必要があります。

それを誘発できるのが良いドメインです。良いドメインは多くの人が同じことでマイナスを感じていて
解決を望んでいます。それを解決するのがあなたの事業で提供される商品です。

良いドメインで顧客から感謝される仕事ができる社員は仕事にはまり勝手に創意工夫をしながら成長してくれます。
社員の成長を設計できなければ経営になりません。

ですから経営のスタートはまずドメインを探す事なのです。

政治、経済、社会、技術といった我々が生活している環境で困っている人や会社がある限り、素晴らしいドメインはいくらでも設計可能です。

社員が目を輝かせて仕事に打ち込める…
そんな仕事を作れるドメインを見つけましょう。そして素晴らしい経営をしましょう！